毎朝のメール確認をしてみると、何やら見慣れないメールが。よくよく見ると宛先は自分のアドレスではありません。
「これは完全にメールのシステムがおかしい!」
一見するとそう考えがちですが、あわてる前に、ここでワンポイント「豆知識」。
BCCというメールの機能についてご存知ですか?
ブラインドカーボンコピーの略で、出したメールと同じ内容をその相手に気づかれずに第三者に送信する機能です。メールを出すときに、BCCで誰かのアドレスを指定しておけば、本当の宛先(TO)と同じ内容が、指定した第三者のアドレス宛にも届くのです。つまり、BCCを使えば、宛先が自分以外のメールをカンタンに出すことができることになります。
意味のあるやり取りの場合は、差出人を見ることで「あ、これはBCCで出されているな」という判断をすることができますが、迷惑メールやウィルスメールなどに関しては、全く見知らぬ人から見知らぬメールが来るわけですから、困惑してしまいますね。
大多数の迷惑メールやウィルスメールは、この方法を用い宛先を完全に偽装した形でメールを送信しています。
「宛先はカンタンに偽装できてしまう」
このことを知っておけば、変なメールに右往左往することもありません。
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